第5話「心色の切符」 絵面が可愛すぎる。




だっはっはっ!

笑っても良いかな? あっはっは!
という感じです。赤井はもう全編これでもいい。という勢いで笑わせていただきました。合掌。
とても気に入ったけれど、ツッコミを入れながら見るのが趣味なので(趣味なんです)、ごしょごしょ言ってみる。
細かいこと言うなよーと思う人は、例によって読み飛ばしましょう〜。


笹田さんはいわゆるウィンリィ・ロックベルになるのか。
別漫画で恐縮ですが、『鋼の錬金術師』ご存知ですか。
あれも原作とアニメの乖離が非常に楽しい作品でしたが…そのヒロインと笹田さんの立ち位置がなんだか同じような感じに。原作には(いるけど)いない扱いやすいキャラクターとして、便利に使われてしまうのかなー。
ヒロインなら多軌で良いじゃないか、多軌で!
(ていうか、これじゃあ、時雨様浮かばれない。始めから夏目狙いみたいじゃないか笹田さん/笑)

先生が使役されている。
<飼い主とペットの関係(どっちがどっちだ)>がふたりの基本なのに、ニャンコ先生がすっかり式神状態に。
……これまた別モノで恐縮ですが、もののけのもっくんと紅蓮(@少年陰陽師)を思い出すのは気のせいかなー。普段はちまくて態度がでかいが、本性を出すと強いけどなんか…(ごにょごにょ)。
「行くのか」と散々確認して、やっぱり散々な目に遭って、でも夏目を怒らない先生。それどころか、「大丈夫か夏目」だって! ……斑さん、性格変わった?(笑)

いきなり親友を望むとは片腹痛い。
まずは友だち百人できるかな。だと思うんですが……貴志君のよくばりさん(笑)
そうして田沼。登場2回目にして早くも親友候補に躍り出ました。そうかぁ。田沼なのか…。いえ、田沼も好きだけど、多軌さん推してたんだよなー。男女の友情。
田沼はなんというか…つかず離れずでなんか夏目がもじもじしてる微妙な距離感が、好き(笑)

ミクリとレイコさんのエピソードもほしい。
というか、ミクリが地霊に取り込まれる場面が必要だったと思うな。ミクリのあのコロッとした可愛い外見をオチに持ってきたかったとはいえ、なんしか表現方法はあったはず。
それに、廃線になったといっても線路伝いにあんな地霊が住み着いてしまっていたら、立派な怪談が出来上がりますよね。原作だったら北本君か西村あたりが教えてくれそうだ。
「夏目、なんだその切符。古ぃの持ってんなぁ」「切符コレクター?」「その辺、今じゃ廃線になってるけど……(手を前に垂らして)出るって噂があるよな〜」とか。委員長みたいに「連れてって!」じゃなくて(笑)
深夜番組なんだから、子供だましの5時半放映枠みたいなわかりやすくてわかりにくいシナリオでなくていいと思うなぁ(笑)説明は要らないけど、明らかに不足してますよー。視聴者に想像することを押し付けているw
友だちのためにその名を奪ったレイコを恨み、その可愛い感情に地霊が付け込む。
感情のもつれた結果のやり切れなさを解いて、解放する。
夏目は、友だちを思いやるお互いの心を羨ましく、自分もいつか、とか思う。
基本的には読み取れるけど、深みが…――…ん? あぁ、そうか、つまり原作をアニメ化したときのあっさり感がオリジナルでも発揮されていると思えばいいのか! ぽむ(納得)
なーるーほーどー。原作を知らずに見る人は、こんな感じなわけだな。取りこぼされた行間を埋めるのはあなたの萌え心デス☆みたいな(笑)………わかったよ、頑張って埋めるよ(笑)

レイコさんといえば。
どうなのかなぁ。傍若無人であっても約束を破るような人にされてしまうと悲しいかも。
夏目の舞台を2008年として、夏目が仮に17歳、母親が18歳で出産として35年前の人。30〜40年前か。1970年代。レイコさんも18で出産したとして計算したら(妖怪のレイコさん回想が制服姿なんだから学生のうちだろう)(女子高生コスプレじゃあるまい/笑)、今生きてたら53歳。若!! 1950年代(昭和30年)生まれ。
……夏目の舞台は連載開始時から進んでないとして(笑)、せめて団塊の世代に組み込みたいところ(笑)小学生の滋さんと高校生のレイコさんだから…滋さんを50代にしたいとなると、やっぱりレイコさんは戦後生まれ〜団塊の世代ということでどうだろう。(嫌だな、我が親と同じ世代かヨ/爆)(……ん? 夏目のお母さんが高齢出産だったら………その手もあるか)
しかし、サントは(少なくとも)30年間待ち続けたのか……律儀(アホ)だな…

□ ちなみに。
きつねうどんのお揚げさんは、うどんを食べながら食べるのがおいしいと思う。まる。
(北本君が西村と同じレベルになってしまった……ツッコミがいなくなるじゃないか…!)


あ、そうだ。今回、オリジナルシナリオなので、原作との比較はないんですが、今日気づいたので今日書いておこう。

(原)段ボール→ 楊行李

何って、レイコさんの遺品を納めている箱。
たらい回し時代の夏目自身の荷物と一緒に、適当に突っ込まれてます、という感じから、なんかちゃんと整頓された感じが……「誰も彼女のことなど知りもしないのだから」という冷たさをもたらさないなぁ。
綺麗に整いすぎている絵、と言うのは時に温度を失うものなんですねぇ。
(「友人帳」の文字は緑川先生の悪字より良いと思うけど/笑)

しかし、遺品でそろばんってのも気になりましたが、図書館から雪国を借りてきて読むレイコさん。……雪国か……なんで?(笑)


次は燕!! よかった、なくならなかった!

2008/08/10 [ ]